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Object Constraint Language : ウィキペディア日本語版
Object Constraint Language
Object Constraint LanguageOCL)は、統一モデリング言語 (UML) モデルに適用する規則を記述するための宣言型言語である。IBMが開発し、UML標準の一部となった。初期のOCLは、単なるUMLの形式仕様記述言語としての拡張であったが、その後 UMLだけでなく Object Management Group (OMG) の Meta-Object Facility (MOF) のメタモデル全般を扱うようになった。Object Constraint Language (OCL) は Meta-Object Facility などのモデルやメタモデルについて、図表の形式では表現できない制約やクエリを表現することができる正確なテキスト言語である。OCL は OMG のモデル変換に関する推奨標準 QVT 仕様の一部となっている。他の多くのモデル変換言語ATLなど)も OCL に基づいて構築されている。
== 概要 ==
OCL の元となったのは、第二世代のオブジェクト指向分析・設計手法 Syntropy である。OCL 1.4 で制約言語の仕様が追加された。OCL 2.0 では、汎用のオブジェクト・クエリ言語の定義を含むよう拡張された。
OCL 言語の構文は以下の4つに分けられる:
# コンテキスト - 文が正しいといえる状況の制限を定義する
# プロパティ - コンテキストの特性を表現する(例えば、コンテキストがクラスである場合、プロパティはその属性となる)
# オペレーション - プロパティを操作・修正する演算(算術演算や集合的演算)
# キーワード - 条件などを表現する(if、then、else、and、or、not、implies など)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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